香りを、知識と感性の両側から学ぶ。
Kaolia Academyでは、知識と経験を行き来しながら、香りへの理解を深めていきます。
香料、調香、香水、香りの表現、歴史や文化。基礎から専門的なテーマへと、それぞれの関心に応じた講座を開講しています。
ナレッジコース プルミエールクラス(基礎知識)全6回
Première Classe
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何気なく使っている「におい」「匂い」「かおり」「香り」といった語彙が現代において意味するところの違いを理解し、外国語での同様の表現を知ることで意識的に使い分けられるようにします。また、「香料」という語の来歴やその意味するものを正確に理解します。その上で、においを感知する仕組みである「嗅覚」のメカニズムについて、現在わかっていることを学び、「におい」や「かおり」がどのようなものであり、どのように人間が知覚しているかを理解します。
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1で学んだ「香料」について、さらにその全体像を理解するための分類体系を学びます。原料となるものの違いや製造の方法による分類がある他、用途によっても様々な分類がなされています。また、大きな分類である合成香料と天然香料のうち、この課では天然香料について、どのようなものがあり、どのように作られ、また使用されているかを理解します。
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続いて合成香料について、その登場の前提や歴史を簡単に振り返り、合成香料の種類や分類を学びます。また、合成香料の化学的な性質についても必要な知識を学び、香料を扱っていく上での注意点を理解します。合成香料と天然香料を調合して香料を作り上げていく上での基礎的な知識の習得をめざします。
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この課では調香師がその修業時代に行うさまざまな訓練をシンプルに学びます。みずからのイメージする通りの香りを調合するために、その素材である香料原料の香りと名前を覚えることは第一歩です。香りを覚えるやり方や、覚えるとは何を意味するのかを解説します。また、単品香料の習得に続いて、調香に至るカリキュラムについても説明し、併せて調香師の世界に触れることで、調香の実際を学んでいきます。
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単品香料の香りを覚える上で、その名前の記憶とともに、それがどの香調分類に属するものかを知ることは不可欠です。従って、その香調別の分類用語を知る必要があります。この香調用語を知ることで、未知の単品や新しいフレグランスに出会っても、それがどこに属するかを整理することができるようになり、さらに香り理解の幅が広がります。その基礎の上に、香水のタイプを示す分類用語を理解し、市販の香水の香りの鑑賞や評価がさらに楽しくなります。
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香調や香水のタイプの用語を知った上で、今度は一般の人々に香りの特徴を理解してもらえるような言語表現の手法を学びます。逆に、ウェブや雑誌の広告などで目にする香りの特徴を示すコピーをより理解しやすいようになります。そのために嗅覚の言語表現において重要な、味覚や触覚、聴覚の用語の借用や共鳴としての「共感覚表現」についても学びます。
PROPOS
香りを、さらに広い視点から考える。
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01
匂いの嗅ぎ方/匂い紙(ムエット)の使い方
- ・香りの嗅ぎ方の基本を学ぶ
- ・匂い紙の使い方
普段何気なく行っている「呼吸」と密接に関係する「嗅ぐ」という行為。誰も教えてくれないからこそ知りたい、正しい香りの嗅ぎ方を指導するとともに、香水や香料を嗅ぐために必須の「匂い紙」の種類や特徴、使い方を説明します。香り作りのヒントになる匂い紙の使い方についてもお話しします。
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02
香水の話 1
- ・この40年の香水業界
- ・香りトレンドと業態の変遷
この業界に入って40年が経ちました。この間に香り作りの現場で感じた時代の変化を振り返りたいと思います。忘れがたい名香水の登場時や香調トレンドの移り変わり、ブランドの盛衰や香水業の変化についても触れたいと思います。過去を振り返ることで「今」を知り、本当に良い香水とは何かを考えてみたいと思っています。
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03
香水の話 2
- ・一般的な香水開発手法
- ・「コレクション」の特徴
香水が開発される手法について、典型的な流れを2〜3紹介することで、〈香水―香料〉業界の実情をお話しようと思います。また、香水の話1とも関連するのですが、メゾン系の香水メーカーの動向と、それに対抗する既存の大手ブランドによる「コレクション」シリーズの戦略についても、現代香水史の視点から考えてみたいと思います。
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04
マリン・ノートとフルーティ・ノート
- ・マリン・ノートの歴史
- ・フルーティ・ノートの展開
今では当たり前のように香水にも使われているこのふたつの香調ですが、香水史の中では比較的登場の遅い部類と言えるでしょう。改めてその歴史を振り返り、それらが香りにどのような変革をもたらしたかを見ていくことにします。マリン、オゾン、トランスペアレント、シアーなど、関連する用語の使い方と、それらと時に近づき時に大きく離れるフルーティ・ノートの展開についてお話します。
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05
シプレとアンバー
- ・香水用語の深堀り
- ・両タイプの名香水の紹介
香水用語としてあまりにも有名なシプル(シプレー)とアンバー。知っているつもりでも、専門用語で解説すると違った面が見えて来るかも知れません。わかりにくい「オリエンタル」と「アンバー」の違いや、アンバーという語の持つ多義性についても解説します。その上で、それらのノートに分類される名香水を幾つか取り上げ、その魅力について語ることにします。
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06
香水の話 3
- ・フランソワ・コティの生涯
- ・シプルの誕生とコティの香水革命
シプルの話が出た以上、避けて通れないのがその作者である天才調香師フランソワ・コティのことでしょう。その破天荒な一生を香水史の中に位置づけ、シプル誕生の経緯とコティによる香水革命や当時としては革新的なマーケティングや広告戦略についても見ていきたいと思います。そのうえで、世界最大のファンフレグランス会社となった、現在のコティについても触れたいと思います。
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07
グリーンノートとナチュラル志向
- ・グリーンという香り
- ・最近の天然香料回帰
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08
合成香料の誕生
- ・合成香料が生まれるまでの歴史
- ・19世紀の香水革命
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09
香料の安全性・安定性
- ・香料に関する規制について学ぶ
- ・香料の安定性について学ぶ
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10
香りの文学鑑賞 1
- ・白秋と塚本邦雄
- ・香りの詩の系譜
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11
グルマンとエディブル
- ・おいしそうな香りの登場
- ・フレーバーとフレグランス
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12
エロスとジェンダー
- ・香りとエロス
- ・香りとジェンダー